ニッタイ工業株式会社
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- 業種
- 製造業
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- 所在地
- 知多郡武豊町大字冨貴字黒山1番地の9
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- 従業員数
- 177名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 法改正による。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 規程の制定。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 職場全体の業務負担増を軽減させるための上司の補佐。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 育休前にご本人から育休に入る事を送信頂き、全社員に向けた周知と職場復帰を明示した。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 妻がフリーランスで育児休業給付金の対象外で長期休業は収入に不安。社内で男性育休取得の実績がなく、比較的取りやすい部署にいる私が長く取得することで男性育休の取得できる雰囲気をつくり、他の社員にも続いて欲しいと思い、長期の取得に踏み切りました。
- 育児休業を取得して良かったこと
- こどもの成長を間近で見守ることができてうれしかった。他社男性育休取得の友人と情報交換ができた。育児は大変であったが、業務を一定期間離れることでリフレッシュでき、いい経験になった。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 育休取得の半年以上前に休業したいと申告をし、社内での準備期間を長く確保する。業務マニュアルの作成や管理書類の一元化など、作業を効率的に実施できる仕組みづくりをした。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 経験が活かせている実感はありませんが、子どもは急な体調の変化があったり、気分がコロコロ変わったりと想定外のことが多くあります。そんなときにも「そういうこともあるよね」と、業務においてもおおらかな気持ちを持って柔軟に行動できるようになっていきたいです。長期、子供と接する期間があったので、復帰後に接する時間が多少、少なくなっても子どもが仲良くしてくれることが、明日の活力になります。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 育児は決して楽ではありません。あたりまえですが、休業を終えた後も取得したあとも続きます。大変ですがその分、喜びも増えます。そして、どんな職業についていても育児は他に代え難い使命であり、特命だと思います。絶対に男性が育休をとるべき、とまでは思いませんが各家庭の状況を鑑みながら、父母関係なく子育てに参加するべきだとは思います。職種によっては、取得の仕方をかなり柔軟にできると思います。場合によっては社内制度を修正してもらうよう提案しても良いと思います。企業側も対応できるような仕組みを整えていくべきだと思います。収入のバランスをみながら、事前に想定収入をシミュレーションして休業時期・期間を検討してもいいと思います。
