株式会社なの花中部
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- 業種
- 卸売業・小売業
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- 所在地
- 名古屋市中区丸の内3丁目23番20号
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- 従業員数
- 286名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 社会的に男性育休を促進する動きがあり、男女問わず家庭と仕事を両立できる環境にしたいと考え、取り組みを始めました。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 育児休業の対象となった社員へ個別面談を行い、育児休業を取得しやすい環境づくりを行っています。また、社内掲示板に育児休業についての資料を掲載したり、男性社員向けに育休取得を促す資料を作成し配布しております。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 課題:育児休業を取得すると収入が減ってしまうこと。
解決策:面談の際に給付金や保険料控除について詳しく説明をした。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 育児休業取得にあたり、業務の引継ぎや段取りを早めに行った。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 年に1回程度、全社員向け社内メールで育児休業についての資料や相談窓口のご案内をお知らせしております。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 男性の育児休業取得の促進を国が働き掛けており、上長に相談したところ、快諾してもらえたから。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 里帰り出産のため、妻の実家への送り迎えや家での育児準備、書類関係など、新しい家族を迎えるための時間が必要で長期休暇をもらえたことはとても良かった。また書類関係はよくわからないものが多いので、会社に教えて頂けたことが良かった。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 月初月末の業務が挟まったので、引継ぎリストを作り、それぞれの業務に担当者を付けて担当業務を分配した。また昨今は出荷調整が多いため、事前に薬の在庫リストを作成し、在庫が切れた場合の代替案の提案なども行った。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 予防接種の準備や子供が病気になった時どこの病院に行くかを考えることができたので、仕事復帰時に子供が病気になっても勤務中に慌てず対応できると思う。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 出産日がある程度決まった時点で上長に相談して、育休をいつから、どれくらいとれるかを相談することで、周りからも育休を取ることを受け入れてもらえると思います。また、里帰り出産の場合、妻の実家と距離があるので迎えに行くときや、そこで、新生児とのお世話の仕方を学んでいると思っている以上に日数を奪われました。新生児との生活は実際にやってみないと何が必要かわからないので、育休期間は28日あっても足りないくらいでした。
