企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

株式会社ライリスト社

  • 業種
    業種
    卸売業・小売業
  • 所在地
    所在地
    名古屋市昭和区御器所1丁目6番24号
  • 従業員数
    従業員数
    25名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
従業員とその家族の豊かで幸せな生活があってこそ、お客様に豊かな生活を提案できると考え、残業0時間・有給取得100%を目標に掲げ推進してきたことに加え、さらに男性が積極的に育児を担い、家族と過ごす時間を充実させて、幸せな家庭環境構築の支援をするべきと考えた。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
社会保険労務士と連携し、全体研修の実施、取得希望者との個別面談、就業規則の改定、定期的な取得状況の確認と課題解決のための議論のスケジュール化等。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
課題:育休取得者からの業務引き継ぎの時間が短時間であること。復職時に業務の再引き継ぎが煩雑なこと。
工夫:マニュアル化、ITツールの活用により業務属人化を軽減。引き継ぎ時間を短縮し、育休取得前後でも取引先との連携をスムーズに進めた。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
業務報告書データベースを改良し、後任への業務の依頼と復職時の引き継ぎを遺漏なく行うためにシステムを整えた。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
社会保険労務士と連携し、社内への説明会、社労士が同席する育休取得希望者との個人面談を制度化するなど、全社で育休取得を後押しする風土を醸成させる。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
社内規程として育児休業制度がある事は知っており、男性の育児休業は初めてのことだったが、世間的に男性育休取得を推進する動きがあり、妻も育休取得を望んでいたため上長に相談した所、快く承諾していただけたため。
育児休業を取得して良かったこと
妻が育児に疲れた際に、すぐサポートできる心の余裕が生まれたこと。日々の成長を間近で感じることができたこと。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
現状業務と残った業務のスケジュールをリスト化して引き継いだ。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
何時までに〇〇を終わらせたいというスケジュールから逆算して、1日のスケジュールを立てることや、不測の事態が起こった際への落ち着いた対応。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
妻の育児ノイローゼや産後うつを防ぐためにも育児休業は必要だと思います。親族のサポートがあるなしに関わらず、取得する事をお勧めします。

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