企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

アサイウッドマテリア株式会社

  • 業種
    業種
    製造業
  • 所在地
    所在地
    弥富市竹田3丁目228番地
  • 従業員数
    従業員数
    36名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
これまで女性の育休取得率100%に対し、男性の育休取得はゼロでした。2022年10月の育児・介護休業法改正に伴い、いわゆる産後パパ育休の制度が登場したことをきっかけに男性も育休を取得しやすい職場づくりをめざしてきました。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
育児・介護休業法改定に伴って就業規則も改正し、社内に周知しました。特に対象となり得る従業員には個別フォローとしてぜひ取得してほしいという旨や、取得によるメリットを重点的にお伝えしました。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
下記従業員が産後パパ育休取得第一号であったため、社労士や自治体への問い合わせ、書類作成など間違いがないよう注意しました。また、取得者が休業を申し訳ないと思わないよう、「おめでとう」を第一に伝えるようにしました。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
今回は取得開始の2か月以上前に取得の申し出があったため、引継ぎに十分な時間がありました。よって取得者本人と上司、部署を含め意向のすり合わせが出来ていたかと思います。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
窓口の明確化、社内への制度の周知を継続します。全社で出生をお祝いする雰囲気を作り取得者をサポートできるよう取り組んでまいります。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
妻は母国に帰国して出産しました。私達にとっての第一子で、子供に本当に会いたいと思い育児休業を取得して自分も帰国して一緒に育児をすることに決めました。
育児休業を取得して良かったこと
休業中は一緒に世話をすることができたので、母親がストレスを回避して、安心して子供の世話ができる環境が作れたと思います。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
育休取得日の2か月以上前に上司と総務に報告したため、早めに引継ぎに取り掛かることができたので焦らず問題なく休業開始できました。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
自分の仕事を他の人に引き継ぐに当たり、細心の注意を払ったり、引継ぎ相手の都合を思いやったりできるようになり、自分の仕事を見直すきっかけになったと思います。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
子供が生まれてくるとき、父として子供の世話をするために育児休業を取得する必要があると強く感じました。他の人も育休を取得してほしいと思いました。

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