企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

株式会社DCG Entertainment

  • 業種
    業種
    情報通信業
  • 所在地
    所在地
    名古屋市中村区名駅5丁目27番13号名駅錦橋ビル8階
  • 従業員数
    従業員数
    58名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
弊社ではこれまで、テレワークや勤務時間変更制度など、社員のワークライフバランス充実を目的とした様々な取り組みを行ってきました。社員の大多数が20~30代である弊社では、これからライフステージに変化が訪れる社員が多く見込まれます。その過程で「仕事も家庭も大事にしたい」という想いを持った社員に対して両立支援ができるよう、男性社員の育児休業取得促進にも取り組んでいます。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
社員から育児休業の相談を受けた際は、まず本人の休業イメージをヒアリングした後、産後パパ育休やパパママ育休プラスなどの公的制度や、半日育休や時短勤務などの社内制度を組み合わせた複数の休業プランを提示することで、業務や収入面での不安をなるべく取り除いた状態で休業に入れるようにしています。また、普段から年次有給休暇や特別休暇の積極的使用を呼びかけることで、休暇・休暇を取得しやすい職場環境づくりを行っています。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
管理職が育児休業に入る場合に、チームの管理を行うポジションが欠けるといった問題が発生しました。解決策として、管理職候補の社員へ休業中の管理業務を代行するよう依頼し、その間は特別手当を支給しました。この措置によって、役職者の育児休業を他社員の育成機会とすることができたほか、役職を問わず育児休業を取得しやすい職場環境づくりができました。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
上記のほか、取得者から育児休業取得希望の申出を受けてからすぐに面談を行い、職場のことを考慮して綿密に話し合いながら育児休業取得時期や期間を決定することで、スケジュールに余裕を持った状態で所属部署への事前共有や振り分け業務の事前決定ができています。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
過去に育児休業を取得した社員のインタビューを社内広報へ掲載するほか、育児休業に関する勉強会の実施に取り組んでいます。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
第2子が生まれる際に取得をしました。第1子の子育てをしながらの出産となり、乳児と幼児の同時期の子育てがとても大変になることが予想されたため、育児休業を取得しました。
育児休業を取得して良かったこと
妻と今後の子どもの育て方について、ゆっくり話し合う時間が取れた事です。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
育休中の業務に支障が出ないように、また育休からの復職がスムーズに行えるよう、スケジューリングを工夫しました。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
子育ても自身の貴重な経験の一つと考えると、全ての業務に少しずつ良い影響があるのではと感じています。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
育児は大変ですが、ある一定の期間、子育てに集中できる環境があることはとても幸せなことだと感じます。皆さん是非育児休業を取得しましょう。

PAGETOP