企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

イノチオアグリ株式会社

  • 業種
    業種
    建設業
  • 所在地
    所在地
    豊橋市向草間町字北新切95番地
  • 従業員数
    従業員数
    284名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
女性社員の育休取得率は、ほぼ100%であったが、男性の取得率が低く、産後パパ育休制度の施行を機に、社員からの問い合わせや希望が増えたため。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
社内報にて育休制度の特集を組み、制度の概要や取得経験者の体験談を掲載し、取得促進を図った。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
職種によっては、長期休暇の取得が難しいケースもあるため、在宅勤務など他の制度も併用しながら、産後パパ育休を活用するよう促した。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
休職中も業務に支障をきたさないよう、上司と本人へ育休制度について、事前に人事より説明し、業務分担や人員補充など早めに対応した。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
取得実績の定期的な周知。取得者からの意見を基に、就業規則の見直しを検討。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
今回は二人目の子供の出産に伴い育休を取得したのですが、一人目の出産のとき、まったく育児に参加できませんでした。それで、今度は一緒に育児をしたいと、妻からの希望があったためです。
育児休業を取得して良かったこと
妻の気持ちに共感できるようになりました。育休中は、2人で2人の子供を見ているが、普段は妻が1人で2人を見ています。2人で育児していても大変なのに、1人でなんてもっと大変だと実感しました。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
口頭だけではなくメモ、メールの共有、マニュアルの作成等、困ったとき確認ができるようにしました。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
限りある時間で、どのように優先順位を決めて業務を進めていくか、を考えながら仕事に取り組むことが増えました。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
私は育休を取る前から奥さんと分担の話し合いをし、家事のやり方も予習して育休に挑みました。せっかく取得するなら、妻の力になりたかったからです。赤ちゃんの時期は一瞬です。その時にしかない可愛さがあります。仕事人生の中、 トータルで見たらたった1か月、2ヶ月です。後悔しないように…育休を取ってほしいです。

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