イノチオホールディングス株式会社
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- 業種
- サービス業(他に分類されないもの)
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- 所在地
- 豊橋市向草間町字北新切95番地
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- 従業員数
- 96名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 女性社員の育休取得率は、ほぼ100%であったが、男性の取得率が低く、
産後パパ育休制度の施行を機に、社員からの問い合わせや希望が増えたため。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 社内報にて育休制度の特集を組み、制度の概要や取得経験者の体験談を掲載し、 取得促進を図った。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 職種によっては、長期休暇の取得が難しいケースもあるため、在宅勤務など他の制度も併用しながら、産後パパ育休を活用するよう促した。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 休職中も業務に支障をきたさないよう、上司と本人へ育休制度について、事前に人事より説明し、業務分担や人員補充など早めに対応した。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 取得実績の定期的な周知。取得者からの意見を基に、就業規則の見直しを検討。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 2人目を考えはじめたとき、妻から育休をとれないか、と打診されました。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 妻と一緒に育児ができ、大切な時間を共有できたこと。そして二人の子供の成長を実感できたことですね。仕事の面でも、日常業務の専属化が減り、今後のためにも良かったと思います。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 育休を取ると決めたときは、まだ二人目は授かっていなかったのですが、その時点で上司・部下に「二人目が産まれたら育休を取ります」と伝えていました。心づもりをしてもらうというのと、事前準備として少しずつでも仕事の共有をしていくためです。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 取得後もなるべく帰宅時間を早くしたいとの思いもあり、今までより効率化を意識するようになりました。その結果、残業時間が減りました。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 世の中の流れとしても、今は育休が取りやすい時代です。事前周知、メンバーとよく話す事が大事だと思います。自分の業務の整理や改善にもつながります。育休取得経験者として、この制度を使う人が増えるといいと思っています。
