企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

三菱電機メカトロニクステクノロジーズ株式会社

  • 業種
    業種
    卸売業・小売業
  • 所在地
    所在地
    名古屋市東区葵1丁目19番30号
  • 従業員数
    従業員数
    137名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
2022年7月に初めて男性社員が育児休業を取得したことがきっかけとなり、仕事と育児の両立ができる職場づくりに対する意識が高まり、育児休業の促進に取り組むことになりました。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
改正法に基づき、育児休業等に関する規程を改定し、制度・諸手続き案内を社内ポータルサイトへ掲載しました。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
子が生まれる予定の社員には、男女問わず「育児休業・出生時育児休業(産後パパ育休)個別周知・意向確認書」を案内し、育児休業の意向を確認しています。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
育児休業取得予定者には早めの意思表示を行ってもらうと共に、円滑に業務の引き継ぎができるように、本人・上司・人事担当者で面談や情報の共有を行っています。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
業務の属人化を解消して職場で共有化を図る取り込みを促進し、育児休業を取りやすい企業風土を醸成していくことが、今後の取得者の定着に繋がると考えています。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
妻の第2子出産にあたり現住地での出産を考えていました。当時、第1子が小さく目が離せず、また双方の両親とも近所にはいないため協力をお願いするのは難しく、妻の体調や赤ちゃんの生活リズムが落ち着くまで自身が家庭・育児に専念したいと考えたためです。
育児休業を取得して良かったこと
月並みですが、子どもの成長に絶えず寄り添えたことや妻の産後の肥立ちに良かったことです。また妻は私が6か月もの長期の育児休業を取得できると思っていなかったようで私に対してだけでなく、男性の育児休業取得に理解のある会社だと喜んでくれたことです。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
育児休業の取得を考え始めたあたりから、自身が担当している業務を整理しました。 上司と相談のうえ、同じ部内の誰に何を担当してもらうのか明確にし、手順書を作成。 実際に取得する数力月前から、実際に手順書を基に業務をしてもらい不明点を解消してもらいました。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
復帰後、育児休業についてあまり話したことがない人から話しかけてもらえたり、会話の話題になったりと、コミュニケーションの機会が増えました。今後、そうした会話から他の方が育児休業を考えるきっかけになれるのではないかと思います。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
育児休業を取得するのは自分ですが、やはり職場の方の協力があってのことだと思います。そうした方々が混乱しないよう、前もって業務の整理が必要だと思います。

PAGETOP