興亞物流株式会社
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- 業種
- 運輸業、郵便業
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- 所在地
- 名古屋市港区昭和町17番地の23
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- 従業員数
- 73名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- グループ親会社の子育てサポート企業「くるみん」の取得がきっかけです。弊社でも育児休業の更なる取得促進に取り組むことにしました。男性も育児へ参加する時代ですので、社員へ制度の説明を行っています。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 人事担当者への制度、申請方法等休業取得に関する実務の再教育
育児休業取得希望者への個別対応
社員全体への育児休業制度に関する説明及び取得意向確認
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 育児休業取得は正当な権利ですが「長期で休業をする」事について、取得者・職場共に意識が低い様に感じています。
育児休業取得者が、取得を理由にハラスメントの対象とならない様、会社としてグループ親会社が開催したハラスメント教育(セクハラ、パワハラ、マタハラ等)へ職場のリーダーを参加させ、職場での各種ハラスメント教育後、ディスカッションを行いました。また参加受講者、教育内容は記録を残しています。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 育児休業取得希望者の該当者上長への報告
1名減になった際の職場への業務負担の確認
停滞業務が発生しない様に副担当者への教育、マニュアル作り
派遣社員を採用
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 社員が閱覧可能な掲示板への資料アップ、取得希望者への個別相談への対応をしています。若手従業員は少数ですが、取得希望があれば取得できる様に従業員へは制度の教育を定期的に行っていきたいと思います。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 第ニ子の出産。
3歳の第一子の幼稚園があり、里帰り出産ができないため負担が大きいため。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 育児休業がなければ、妻は精神的にも体力的にもひつ迫していた。
育児休業がないのであれば、第二子はあきらめていた。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 早めに作業分担や引継ぎ作業を行った。
一部を自動化したり、作業を整理して無駄を省き手間を減らした。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 無駄な作業はまだまだあったため、継続して無駄を省き業務効率を上げていく。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 今回1か月の取得であったが、第ニ子であり、里帰りもしなかったため負担が大きかった。できるのであれば3か月は取得できるように、金銭的、業務的に準備を十分にしたほうが、結果的に家庭にも会社にも悪影響が少ないと思います。
