企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

医療法人葵

  • 業種
    業種
    医療、福祉
  • 所在地
    所在地
    岡崎市中田町4番地5
  • 従業員数
    従業員数
    212名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
女性の割合が多い職場であり、育休取得率も女性は100%である反面、男性の育休取得者はおらず、取得しづらい雰囲気があったと思うので、男性の育休取得のハードルを下げたいと考えていた。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
男性職員の配偶者の出産を知るのが出産後になってしまうため、結婚の申請があった時点で育休についての案内をするようにした。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
育休取得の男性職員の上司の理解が得られるかと危惧していたが、存外抵抗なく申請を受け入れてくれたので柔軟な考え方をしてくれたことを大変ありがたく感じた。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
担当患者の振り分けを早期に行った。他の業務は前任者が担当したり業務の振り分けを行い、スタッフの負荷軽減を図りながら対応した。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
取得した人がいるという事を皆に知ってもらう事が大事かと思う。一人でも取得した人がいると知れば、今の社会情勢も相まって取得する人が次に続きやすいと考える。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
自分たち夫婦の両親が共働きで、親の協力を得ることも難しく、3人目の出産となると妻一人で子供の面倒を見るのは難しいと思い、育休取得を考えた。
育児休業を取得して良かったこと
家族の時間をしっかりとれて子供と向き合う事が出来た。子供の精神面で心配もあったが、親が二人いることで不安なく楽しく過ごせたかと思います。日頃から家事と育児をやってくれていた妻の苦労を知り、感謝の気持ちでいっぱいです。様々な問題を二人で共有し乗り越えられたことは良かったと思います。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
マニュアルの改定とデータ管理においては簡素化を心掛けて、誰でもできるような状態で引き継ぎをした。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
物事を客観的に見ることが出来るようになった。肩の力が抜けて、より責任感がついたと思う。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
男性は仕事をして当たりまえだと思っている方がいらっしゃるのであれば、それは間違いです。その言葉に縛られてはいけない。頑張りすぎては苦しいだけです。少しでも家族と過ごす時間を大切にしてください。

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