弁理士法人岡田国際特許事務所
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- 業種
- 学術研究、専門・技術サービス業
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- 所在地
- 名古屋市中区栄2丁目10番19号
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- 従業員数
- 40名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 男性が育休を取得することで、仕事と家庭生活を円滑に両立でき、事務所への満足度やロイヤルティが高まり、仕事への士気向上とつながることを期待したため。
男性育休を推進することで事務所イメージが向上し、優秀な人材確保につながることを期待したため。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- パンフレットや社内掲示物等で育休制度を啓蒙してきた。また、子供が生まれる予定の男性に制度の趣旨や背景を説明した。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 従前男性の育休取得は数年に1名あるかないかであり、積極的に公表する活動はしてこなかった。実績があることを会議や掲示物等で周知するようにした。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 休業取得者の業務の代替となりうる従業員を確保して、育児休業が取得しやすい職場であることを従業員に認識してもらっている。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 会議等で育休取得のメリットについて、取得者を通じて知る機会を設けている。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 以前取得した育休で非常に良い経験が得られため、今回は期間を増やして申請した。また、今回は上の子が学校に上がったばかりで環境の変化が大きい時期であるため、上の子のケアを含め、育児をトータルで強化する必要を感じていた。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 0歳という最も変化の多い時期に子供の成長をじっくり見守ることができたのはかけがえのない経験であるとともに良い思い出であり、非常に有意義だった。また、子供が入院し親の付き添いの必要が生じた際には特に育休のありがたみを感じた。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 育休までに自分で完結させる仕事と他の人に引き継ぐ仕事とを早期に分け、後者については文章で指示を残すようにした。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 普段自分一人でこなす仕事が多い分、育休前後に引継ぎが生じることで他の人の仕事の仕方を参考にできる機会が得られた。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 男性が育児休業を取得することは子供自身も含め家族全員にとって大きなメリットがあると思います。妻の育児を手伝うという観点ではなく、父親として子育てのスタートに出遅れないよう、全員が取得すべきであると思います。
