豊橋商工会議所
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- 業種
- サービス業(他に分類されないもの)
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- 所在地
- 豊橋市花田町字石塚42番地の1
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- 従業員数
- 33名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 社会的要請の高まりと育児・介護休業法の改正を受け、仕事と育児を両立できる職場環境づくりを進め、職員のワークライフバランスを実現することで、人材の定着・確保を図るため。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 職員全体に向けた説明会を開催するほか、採用時などに育児休業取得を推奨している旨を説明。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 育児休業を取得しにくい雰囲気があったため、職場側から育児休業の働きかけや、給付金等の説明を行うほか、気軽に面談できる相談体制づくりに努めた。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 育児休業取得者の業務を引継ぐ体制について、一部の職員や部署内に偏らないよう、組織を横断し、職場全体で業務量の平準化を図った。また、円滑な引継ぎや情報共有のため、可能な限り早めに引継ぐ体制を確定させた。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 引継いだ業務の遂行状況を把握し、追加のバックアップの必要性を早期に掴めるよう心掛けた。今後は、複数担当制を敷くなど、引継ぎ時の業務成果やパフォーマンスが低下しない取り組みを進めたい。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 産後の妻の負担を軽減するため。また育児休業を取得することで、積極的に関われる環境をつくり、今しか味わえない子どもの成長する姿を妻と共有したいと思ったから。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 出生後の子どもの成長は非常に早いが、その日々の変化を間近でじっくり感じられたこと。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 休業取得前までに自身の受け持つ仕事を終わらせておく、或いはキリが良いところまで片付けタイミングよく引き継いだ。また休業前に限らず、普段から業務内容を課内で共有し、情報を溜めこまずオープンにすることを心掛けたので大きな負荷なく引き継ぎが可能だった。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 家族に対する想いが強まり、仕事に対するモチベーションが上がったこと。また自分以外の職員が業務を代行することによって新たな気付きが生まれ、非効率や不必要なことなど自身では気付かなかった業務改善のきっかけとなった。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 収入面や職場体制など障壁はあるかもしれませんが、家族との時間を取れる絶好の機会です。家族、職場と相談して前向きに取得を検討してみてください。
