企業の取組事例
（育児休業取組状況等の公表）

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景

４年前に社内で初めて男性社員が育児休業をしたことで、会社のイメージアップに繋がり採用活動にもよい影響があったことが男性育休の促進に取り組むきっかけになりました。

男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組

育児・介護休業法の改正に伴い当社規定の見直しを実施、社内公開することで育児関連制度を周知しました。また制度詳細について育休取得者と個人面談を実施しました。

取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点

育休中の収入面についての不安が課題でした。休業中の補償（育児休業給付金や社会保険料免除）について事前に説明をし不安解消に努めました。

取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと

日頃から仕事内容の共有に努め、取得者の部署の人員が不足する場合には他部署からも応援が可能な体制を整えました。

定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください

社内理解を深めて育児休業を取りやすい雰囲気づくりを整えることと、スムーズな業務引継ぎのため部署内だけでなく部署を超えた仕事内容の理解と共有に取り組みます。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ

里帰り出産ができなく、上の子の面倒や家のことをしなくてはいけなかったため。

育児休業を取得して良かったこと

子供と２人の時間がとれて、成長を感じることができた。
良い事も嫌な事も家族で共有して絆が深まった様に感じます。

育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点

ライン上の作業なのでいつ入れ替わっても良い様に、資材や道具など整理整頓をいつも以上に心がけていました。

育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること

予定通りにいかない事が多かったので、イレギュラーな事への対応力が上がったかなと思います。

これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス

取得期間は長ければ長いほど良いですが、数日だけでも取ってあげて下さい。
育児方法と手当などお金のことは事前にしっかり調べること。