企業の取組事例
（育児休業取組状況等の公表）

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景

社内の誰もが、家庭も仕事も大切にできる環境づくりの一環として、育児・介護休業制度の活用を社内的に定着させたいと考えていた中での、男性育休取得の申し出だった

男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組

今回は、３年前から4度目の男性育休取得。最初は「パパの育休」に戸惑っていたべテラン層にとっても今ではすっかり馴染みのあるものになり、職場全体で応援して理解を示す雰囲気が定着している

取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点

パパとなる男性従業員へ育休の案内をした際にはその場で断られることもあったが、ぜひ一度奥さんと必要性について話してみてと再度勧めるようにした
男性の方は不要と感じていた育休でも、奥さんにとっては必要だったケースもあった

取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと

休業中の業務の振り分けなどの対処は、細かい部分まで部署内で共有を目指し、具体的な日程なども早めに全体で共有してもらうようにした

定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください

上記のケースと同様、奥さんの妊娠について報告を受けたら早い段階から育休取得のメリットを必ず説明し、会社としても推奨している旨を伝えるようにしている
また、既に取得経験のある先輩から体験談を聞けるよう双方へ促している

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ

今回２人目の子どもということもあり、長女の保育園への送迎や家事などを私が引き受けることで、少しでも妻の負担を軽減したかった

育児休業を取得して良かったこと

妻の負担軽減だけでなく、子どもとの時間を大幅に増やすことができた

育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点

社内で活用している業務連絡ツール「SLACK」の活用により、周囲のメンバーとの「報告・連絡・相談」が休業前・復帰後とも必要なタイミングで無理なく行えた

育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること

子育て中の同僚の気持ちがよく分かるようになり、配慮できるようになった

これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス

子どもと接する時間が増えて、愛するわが子がさらに可愛く思えるようになります！
私はぜひとも、男性も育児休業を取得することをお勧めします