企業の取組事例
（育児休業取組状況等の公表）

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景

2022年の育児・介護休業法改正により、産後パパ育休の取得や育児休業の分割取得が可能になりました。男性がより育児休業を取得しやすくなったことがきっかけです。

男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組

法改正に合わせた就業規則などの見直しや、男性の育児休業取得者向の案内作成、該当者との面談を実施しました。

取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点

出生時育児休業中の就労など、近年の制度変更が大きいため取得者の上長にも制度を共有しました。

取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと

取得者の業務を対応いただく派遣スタッフの採用を行いました。

定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください

育児休業取得率、復帰率など育児休業に関連する実績公表や制度周知を検討しています。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ

周囲の方々から育児の大変さについて伺い、その重要性を理解していたためです。また、三つ子の誕生という状況も影響しました。男性が育休を取りやすいようにという雰囲気があり、気兼ねなく育休を取ることができました。

育児休業を取得して良かったこと

家族全員で過ごすことのできる貴重な時間となり、積極的に育児に関わることができ、子どものちょっとした変化、成長を感じ取れることができました。

育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点

早めの時期に上司へ休業取得の希望を伝えました。マニュアルを作成し、共有フォルダにアップロードすることで、後任者でもスムーズに業務に当たれるようにしました。

育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること

日ごろから業務マニュアルの作成を行っていましたが、その業務の大切さを実感することができました。また時間の重要さを改めて理解し、効率的なスケジュール作成に活用できています。

これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス

男性も積極的に子育てに関わることで、家族の一員としての自覚を得ることができると思います。ぜひ育休を取得して子供の毎日の成長を見届けてください。「手伝う」や「サポート」ではなく、ぜひ子育ての主体として家事育児に専念してください。