社会福祉法人幸生会
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- 業種
- 医療、福祉
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- 所在地
- 名古屋市中区大須四丁目10-40 カジウラテックスビル9階
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- 従業員数
- 23名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 保育所を運営している当法人は、子どもと親の関係性があっての、保育所ですので、男性・女性という枠にとらわれず、子育てに関わりたいという職員の気持ちに寄り添い、働き方の一つの選択肢として取り組んでおります。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- これまで対象職員がいなかったこともあり、取り組みはありませんでしたが、今後活用したい職員へは積極的に取得をしてほしいと思っています。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 一人で行っていたこともあり、代替職員への引継ぎ後、他職員が業務内容を知らなかったことが課題でした。解決策として、簡単な事務作業や分かる範囲では、これまでの職員がフォローをすることで、代替職員の業務軽減につながりましたし、復帰後、育児休業取得者の業務の軽減にもつながりました。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 代替職員の採用。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 園長先生をはじめ、保育のプロがいる職場ですので、育児休業復帰後の職員とは、子育て・子供に関することでのコミュニケーションをさらに多くとるようにしています。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 妻が精神的に不安定になっていた時期があったため、身体的な負担の軽減及び、精神的な負担の軽減を図る為。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 家族が安定して過ごせたこと。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 引継ぎ書作成の工夫。
業務の年間フローの作成及び、年間フロー内の項目と、単発作業の全てに引継ぎ書を個別作成した。
またそれらを名簿順に並べて、目次を作成した。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 労務担当をしているため、手続以降の職員自身で行う申請関係の流れを体験でき、 質問された際に応えることが出来るようになったこと。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 私は同僚等環境に恵まれており、取得出来て良かったと心から思っています。
ですが、育児休業取得の是非に関しては業務内容や職場状況、生活の問題など、良し悪しは人それぞれだと思います。
