企業の取組事例
（育児休業取組状況等の公表）

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景

令和4年に当社創立以来初となる育児休業取得者が誕生し、第1号が男性であった。
20代30代の男性社員が大半であったことから、今後も男性育児休業の需要は高まっていくと感じていた。

男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組

育児休業を取得・終了した月の給与計算、社会保険料免除、雇用保険育児休業給付金申請など円滑にかつ誤りなく処理できるよう、早い段階から確認準備を進めた。

取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点

主な業種は学習塾であり、受験生の塾生も多い。受験準備の時期と育児休業取得時期が重なると、受験生と育児休業取得者の戸惑いや、復職時期の調整等の課題も生じたが、早い段階から相談をしてもらったことで、社員からの協力も仰ぐことができ感謝している。

取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと

塾校舎は運営業務を担う社員若干名と大学生講師アルバイト大多数という構成である。社員の休業は校舎運営職の欠員に直結するため、他校舎からの応援や、所属校舎を限定せずフレキシブルに勤務してくれる社員の活躍で乗り切ることができた。

定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください

社員は校舎運営業務にあたるため、各校舎で差はあるが、業務も共通している部分もある。突発的な欠勤や休暇、新たな休業取得者を想定して、各校舎間でサポートし合えるような体制づくりを行うと共に、業務の進め方や管理体制の平準化を進めている。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ

妻の負担軽減のため。

育児休業を取得して良かったこと

妻の疲労軽減と、今後の育児の関わり方が変わった。

育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点

情報を一元化して見やすくまとめた。

育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること

タスクを洗い出して計画的に進めること。

これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス

日々成長していく子供をそばで見られるいい機会なので、取得をおすすめします。