株式会社ジョブズ
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- 業種
- 情報通信業
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- 所在地
- 名古屋市東区泉3丁目24番12号 渡辺ビル2F
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- 従業員数
- 1名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 大企業のように独自の福利厚生を充実させることが難しい中小企業だからこそ、法令で定められている制度は、形式だけではなく柔軟に活用できるようにすることが最低限の第一歩として大切だと考えているため。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 育児休業規程に育休復帰支援プランに基づく措置を新たに追加し、実践している。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 代替要員を確保することが困難なため、どうしても現要員で業務を引き継ぐ必要があり、少人数の職場だと受ける影響も大きくなりやすい。このため、取得の対象となりうる従業員には、本来の申請時期よりも極力早いタイミングで取得の意向や希望の期間等を共有してもらい、業務移行期間を十分に確保できるように工夫すると良いと思う。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 社内で改めて業務の役割分担を明確にするとともに、より一層、社内の情報共有を密に行うことで、業務遅延や漏れ等のミスが発生しないように留意した。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 社内外問わず、取得実績を積極的に情報開示している。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 上に子供がいてまだまだ手がかかるので、妻ー人だと大変だと考えていました。私自身も育児に積極的に参加したいと思っていたので取得しました。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 第一子では長い間育児休業を取得しなかったのですが、今回は取得したことで以前より積極的に育児参加できました。また、子どもの成長をしっかりと見守ることができたのも良かったです。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 育児休業取得前に、会社内でお客様の対応状況や育児休業中の対応などの共有などを密に行う。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 育児の大変さを改めて認識し、今まで以上に仕事の効率化やスケジュール管理を徹底することで、なるべく遅くに仕事をしないように対応できるようになった。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- それぞれの家庭により状況や環境も違うので、まずは夫婦でしっかりと話し合いをして取得期間など決めていくのが大切かと思います。私の場合予定日より1週間遅れての出産で、妻が入院をしましたが予定日から育休取得をしていましたので第一子の対応もスムーズにできました。予定日より早く出産を迎えることもあると思うので、会社では、業務の引き継ぎなどできるかぎり余裕を持って早めに行うのが良いかと思います。また、育児休業中には休暇にならないように、家事育児の分担はどうするかなどの詳細はあらかじめ決めておくとよいと思います。
