企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

株式会社U-MAP

  • 業種
    業種
    製造業
  • 所在地
    所在地
    名古屋市千種区不老町 TOIC6階産学連携オープンラボ601
  • 従業員数
    従業員数
    25名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
働き方改革を進め、柔軟な労働環境を提供することで、従業員のワークライフバランスを向上させようと思いました。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
元々子育て世代が多い会社であり、日頃から子育てやリフレッシュ休暇を取りやすい環境を整えておりました。従業員同士がこまめにコミュニケーションをとることで、「お互い様」という思いやりと理解が生まれ、多様な働き方を支える文化になっていると思います。会社はその下支えとなる法改正に対応し、男性の育児休業取得を奨励する法的基盤を整備しました。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
男性社員の取得の前例がなく当時は「不安」な空気がありましたが、コミュニケーションを重ね理解を深めました。また法改正時には規則の周知、そしてなるべく早い段階で取得したい意向を示し、会杜全体で対応策を共有しました。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
他のメンバーとの仕事の分担や代行体制を整え、業務の連続性を確保しました。不在の間も社内コミュニケーションツールで最新の情報がわかる環境を維持し、緊急時は相互に確認が取れる状態を確保しました。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
社員数の少ない会社ですのでまだ定着とまではいきませんが、今回は管理職の取得という事もあり見本となる事で育児に限らず長期休暇の管理体制が構築されました。復帰後も短時間勤務に対応するなど柔軟な働き方を促進し、従業員が仕事とプライベートのバランスを取りやすい環境を提供し続けます。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
第一子誕生の際に2週間取得し、再度取得したいと考えたため。
育児休業を取得して良かったこと
子供が自分によく懐いてくれていること。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
自身は所属長の立場であるため、不在の際の責任を明確化し権限を一時的に委譲した。また困った際の相談先、自分の代わりに判断してくれる上長を明確にしたこと。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
女性や若い方が多い職場のため、家庭の事情で急な調整が入ることが多い。他メンバーのプライベートの忙しい時期や急な用事に関しても傾聴して、それを考慮した業務実施計画を立てられるようになった。そのため急な対応を要する頻度が少なくなった。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
人生の優先順位は人それぞれだとは思うが、私は若い時期に家族との時間をとれる瞬間はこの時にしかないと考え、取得しました。所属長の立場から考えると、業務を他メンバーに振り分けることは確かに難しく、期初の年間計画を立てるときから、育児休業を加味したもので実施計画を立案するような工夫もした。取得するならば、できるだけ早めに相 談し十分な調整期間を設けて、心配することなく育児休業に入れるようにするといいと思います。

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