株式会社ワダエンジニアリング
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- 業種
- サービス業(他に分類されないもの)
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- 所在地
- 名古屋市港区大江町6番地18
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- 従業員数
- 94名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- SDGsの取組みで「ジェンダー平等を実現しょう」に準じた考え方です。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 柔軟な働き方の導入:テレワークやフレックスタイム制の導入により、育児と仕事の両立がしやすくなるよう支援しています。
マネジメントの意識改革:管理職向けのトレーニングやガイドラインを提供し、育児休業を取得する社員への理解とサポートを強化しています。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 課題:企業文化や職場環境において、育児休業を取得することが難しいと感じる男性が多い。
解決策:経営層からの積極的なメッセージと行動によって、育児休業の重要性を強調する。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 業務マニュアルの整備:業務プロセスを詳細に記載したマニュアルを作成し、誰でも業務を引き継げるようにする。これにより、特定の社員が不在でも業務の継続性を確保できる。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 成功事例の共有:社内SNSで育児休業した男性社員から発信しています。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 上の子が1歳8ヶ月で保育園にも通っていないということもあり、妻の負担を少しでも減らすために取得しました。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 最初は妻のサポートのつもりで育児休業を取得しましたが、上の子と長時間過ごすうちに、育児の大変さと自分の未熟さを実感しました。それでも、日々成長する子供を見て、改めて親としての喜びや責任を再認識しました。育児休業を取得したことで、復帰後も育児が安定していると実感しています。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 休業に入る前に、自分しかわからない担当業務をなくすため、副担当をつけたり、 業務を確実に完了させたりしました。また、すべての案件に必要な情報をまとめた資料を作成し、休業に入る前日まで毎日更新し、他の人でも対応できるようにしました。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- だれがいつ業務から抜けてもいいように、全体で情報を共有する仕組みを作り、案件とスケジュールを記載した帳簿を活用して、決定事項や検討中の内容、必要な情報を日付付きで記入するようにしました。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 育児休業は家族との貴重な時間を過ごす良い機会です。職場と早めに相談し、計画的に準備することをお勧めします。
